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放射線治療後再発に対する最近の救済療法


根治的放射線療法後の再発に対する救済療法について東京医科歯科大のF教授の記事を拝見しましたが、一部引用すると次のように書かれています。
(既にご覧になられた方も多いと思いますが)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

根治的放射線治療後のPSA再発の時点で再発部位が特定できていなければ救済局所療法も行えないため、
治療の選択肢は経過観察か全身治療である救済ホルモン療法になります。

ただし、根治的放射線治療後のPSA再発時には、臨床的再発を伴う頻度が高くなります。
なぜなら、根治的放射線療法後のPSA再発はPSAの最低値から2.0 以上の上昇が認められたときですが、
根治的全摘除後の0.2という再発基準とは異なり、
この時点では再発したがんがかなり大きくなっていて画像検査などで発見できることがあるからです。

根治的放射線治療後の臨床的再発の部位として、多く見つかるのは局所の再発です。
局所再発と診断されれば、経過観察、救済ホルモン療法に加えて、救済局所療法が治療の選択肢になります。
初回治療で、すでに前立腺への放射線照射を行っているため、同じ部位に再度放射線を照射(外照射)することはできません。

そのため、救済局所療法には前立腺全摘除、凍結療法、組織内照射(小線源治療)、高密度焦点式超音波治療(HIFU)があり、根治も可能であるとして推奨されています。
しかし、実際には救済局所療法を行うケースは少なく、日本だけでなく米国やカナダを含めても、救済局所療法が行われているのは5%以下と報告されています。

少ない理由の1つは、どの治療もそれなりに強い合併症が出るためです。
救済局所療法の中でも前立腺全摘除がもっとも歴史が長く報告も多いですが、
生存率が上がるなど良好ながん制御効果は認められるものの、
手術による合併症は初回治療としての前立腺全摘除よりもずっと多くなります。

救済局所療法を行うには転移がないことを確認する必要がありますが、
東京医科歯科大学では独自に全身拡張強調MRIという新しい画像診断法があります。
MRIと超音波の画像を融合させた「標的生検」によって病変部分に狙いを定めた精度の高い診断を行い、
前立腺全体ではなく、がんがある部分だけを治療するもので、
合併症を極力減らして根治をめざす最新の治療法です。

初回治療で外照射による放射線療法を行ったものの10年後にPSA再発したある患者の例では、
その「標的生検」で再発部位を特定し小線源治療を部分治療として行うなど、
副作用を極力少なくしながら救済局所療法を行えるようになっています。

記事はこちら


ところで昨年西郷輝彦の再発報道がありましたが骨転移のようですね。
6年目ということですがちゃんと経過観察していたのでしょうか。

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プロフィール

玄太

Author:玄太
↑私もネコには負けてはいない^^

2015年秋、ハイリスク前立腺癌確定
2016年冬、前立腺全摘を選択
悪性度 GG4+4=8
病期  pT2c
断端陽性

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